みなさんは木のぼりをしたことありますか。私はないです。(笑)
今回ご紹介するのは『おおきな きが ほしい』文:さとうさとる、絵:むらかみつとむ です。この本を読むと木に登って秘密基地を作りたくなります。こどもをツリーハウスで遊ばせる前に読むのが私のおススメです。
あらすじ
主人公の男の子が「おおきな木がほしいなあ」と思うことから始まるおはなしです。主人公の思い描くおおきな木は、家族4人が協力してやっと抱えられるようなふとい木で、登っていくと小屋があります。木をのぼっていく過程や小屋での季節ごとの情景、木の高いところでの楽しみ、主人公の想像する世界が文字と縦開きの絵で表現されています。読み手も主人公と一緒に高い木を登っていくようなワクワク感を味わえる絵本です。
おすすめの読み方
この本の対象年齢は5~8歳となっています。このくらいの年齢になるとフィールドアスレチックで遊ぶのが好きな子も多いかと思います。ツリーハウスがある場所はもちろん、木が多い場所へ遊びに行く前に読んで木へのワクワク感を高めるのはいかがでしょう。
また、裏表紙におおきな木の全体図があるので、それで読んでる内容の場所を確認しながら読むとこんな高さも感じられて面白いかと思います。読み終わった後に、自分だったらどんな木がいいかなとか、小屋には何を置こうかなとか想像するのも楽しいです。お子さんへの読み聞かせであれば「どんな○○にする?」と聞きながら読み聞かせるのもいいかと思います。
まとめ
・この本は、「おおきな木がほしい」と思っている主人公がワクワクするおおきな木の想像を膨らませるおはなしです。
・この本を読むと木に登りたくなります。秘密基地も作りたくなります。(笑)
・対象年齢は5~8歳
・木が多い場所に遊びに行く前に読むのがおススメ。
以上、『おおきな きが ほしい』文:さとうさとる、絵:むらかみつとむ の紹介でした。
参考になったら嬉しいです。
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